ファイナンシャルプランナーの連載コラム


最近の女性向け保険商品

<FP氏名>
瀧澤 淳子

<資格>
CFP®認定者・1級ファイナンシャル・プランニング技能士

<略歴>
大学では法律学を専攻。卒業後は生命保険会社、企画・プロデュース会社と、一見異色とも言える職歴を持つ。生保会社勤務中に資格を取得、人とのつながりを大切にしたいという想いから現職に就く。持ち前のバイタリティで各種企画・制作、執筆、相談業務等に取り組んでいる。家庭では2児の母でもあり、家計を預かる立場から「つかえる!家計簿」の作成について自ら実践中である。


最近の女性向け保険商品 2009/05/15

先日のコラムでは女性向けの金融商品について書きましたが、今回は女性をターゲットにした保険商品をご紹介したいと思います。

「女性向け」という特徴が発揮されるのが医療保険です。
医療保険とは、病気やけがのときに負担する入院費用手術代などを保障する保険です。


ところで、みなさんはご自身の病気やけがへの備えをされていますか?

働いている女性はもちろんのこと、専業主婦の方の場合でも病気やけがで入院した場合には思わぬ出費を強いられることがあります。

また医療の進歩よって入院日数が短期化する一方、治療の選択肢は増えてきており、最近ではそういったさまざまなニーズに対応すべく、各保険会社は競って女性向けの医療保険を販売している状況です。


女性向け医療保険は、女性特有の病気(乳がん、子宮がん、子宮筋腫、子宮内膜症等)で入院した場合に入院給付金が上乗せされるのが特徴です。

通常、保障は一生涯ですが、保険料の払込は終身払いか短期払い(60 歳や65 歳まで等)を選択でき、その間保険料は上がりません
最近では1入院あたりの保障日数を短くした割安な商品も登場しています。


その他、商品によっては

・ 女性特有の病気に限らず全てのがんでの入院について入院給付金が上乗せされる

・ 健康であれば一定期間ごとに健康祝金が受け取れる

・ 乳房切断及び再建手術や顔の傷を目立たなくする手術を受けた場合には、一時金が受け取れる

65 歳から月払保険料が契約時の保険料の半額になる

三大疾病(がん、心筋梗塞、脳卒中)になった場合は、以後の保険料払込を免除する

といった特徴があります。


なお妊婦の場合は一般的に健康であれば医療保険への加入はできますが、妊娠・出産等に関わる疾患ついて保障の対象外とされるケースが多いので、妊娠・出産時の保障をお考えの場合は、早めの検討をおすすめします。


意外と手薄になりがちな女性の医療への備え。
求める保障は人ぞれぞれですが、例えば「割安だけど必要な部分は手厚い」というような自分にあった保険商品を探してみることが必要な時代と言えそうですね。